午前2時の白い風

いろいろ感想とか思ったこととか書くよ

DEATH STRANDINGをクリアしたときにおもったこと

DEATH STRANDING(以下デススト)をクリアした.

衝撃や感動や喜びやいろいろなものがごちゃ混ぜになる.

 

まずなにより,デスストを超えるゲームはしばらく現れないだろう.と強烈に感じるほど面白いゲームであったのは間違いない.

シナリオはやや難解だが最後には答え合わせもあるのでそこそこ理解できる(説明しないところもあるが).

そしてゲームシステムが全く新しい!まさに遊びの発明であった.「あそび」の本質を限界まで研ぎ澄ましたような面白さをプレイヤーに与えるデスストのシステムはこれ以降に現れるゲーム達の原点になるのではないだろうか.

一見するとおつかいゲームだけど...

デスストのゲームシステムは一言でいえばおつかいゲームだ.主人公のサムは配送人であるため各地で配送依頼を受ける.「機械の部品を届けてほしい」「なくしたスーツケースを見つけてきてほしい」「焼きたてのピザを届けてほしい」エトセトラエトセトラ...

 

えっ何がおもしろいの?みたいになってしまうがこの「おつかい」をゲームプレイに落とし込み方が大発明なのである.よくある(というと失礼になるかもしれないが)ゲームは目的の発生とその達成の繰り返しで進んでいく.目的を起こすための動機は最終的な目的の達成(ラスボス)である.このとき,プレイヤーは目的を達成したことや最終目的へ近づいていくことが楽しみである.ゲームのあそびは目的地への到達と達成感だ.

対してデスストである.もちろんスタートとゴールはある.しかし,ゴールへ向かう道こそが目的なのである.「荷物は持てる?(バイクに積まないといけない?)」「道は歩ける?」「川は渡れる?」「雨が降ったらやむまで待つ?」なんて考えだしたらきりがない.それらを目的地への達成中に常に考えるのである.

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目的地までの距離はマップで見たら数キロ程度なんてこともあるけどその数キロが果てしなく長く感じる.目的の達成まで課題いろいろ考えて,問題を解決しての繰り返しが短いスパンで行われる.目的を達成することに面白さを感じるのは従来のゲームと変わらないがそこに至るまでにある小さな達成が面白さになっているのだろう.

 

近年は圧倒的なグラフィックや重厚なストーリー,豪華俳優(声優)などゲームのメディア作品として重みがますます大きくなっている.もちろん,それらのゲームはどれも面白いし大好きだ.しかし,デスストはそれに大きなカウンターを撃ったのではないだろうか.

そもそもゲームはプレイヤーがプレイすることで完成するメディアだ.映画や小説のように受動的な物語とは異なり,自ら物語に働きかけることができるメディアである.プレイの面白さこそがゲームの本質的な面白さであると改めて思い知らされた.

 

PS4最後の年にとんでもないゲームが発売されてしまった(褒め言葉).メタルギアが潜入ゲームという新しい発明をしたようにデスストはおつかいゲームという新しい発明を起こした.これからどんなゲームがでてくるのかますます楽しみになる.

 

 

 

 

本編のあれこれ思うこと(ネタバレ)

  • 結局空に浮かんでた5体のBT(?)って何?

→あれは過去に起こった絶滅に立ち会った絶滅体.アメリが6体目に加わる予定だった?K1の対消滅とか,アメリのビーチで見れたけど世界が絶滅に近づくと様子を見に来るのか

 

  • BBはサム?

→クリフとリサの子供がBB-28(はじめは肉体と魂は一緒)だったがジョンに殺され魂がビーチに行く.アメリの魂に拾われあの世との繋がりを切られて魂のままこの世に帰還?肉体は死んだままBBポットに入れられ運用され,魂はサムとして成長.BBとサムが相性いいってそりゃ自分自身だからいいに決まってるんだよなあ.

 

  • 赤子のBT成仏させるとBBからいいねがもらえる

BBも思うところがあるのかも.積極的に成仏させてあげた.

 

  • 最初フラジャイルはバイクで轢かれてなかった?

慌ててビーチにジャンプして回避した?サムのバイクだけが死んだ.